四柱推命占い クリエーション

四柱推命の教範をしている「四柱推命占い クリエーション」の中村 誠一と申します。鑑定例や占いの情報などをお伝えします。

倒食の時期はご注意を

 四柱推命では、比肩の時期、反言の時期、倒食の時期などは嫌がられます。私は月柱に偏印があり、四柱本体に財星が無いため、倒食の時期には何かと悩まされます。(倒食解除は財星、とくに偏財)食中毒になって一週間ほとん食べれなくなったり、信号待ちしていたところに追突されたり、これで今年は終わるかと思っていたら、時速50キロで走っていたらスピード違反で捕まったりしました。あとで気が付いたら40キロ制限の道でした。これが一年のうちに起こりました。
 まず、天干星に食神と偏印が並ぶ場合を「倒食」といいます。「倒食」は良い運気が長続きせず、人生ままならない中途挫折運的な四柱となります。食神も偏印も才能を意味する星なので手先が器用であったり、特殊な才能はあるのですが、性格は男性は迫力に欠け、優柔不断な人が多くなります。この迷が多く優柔不断な点と、三日坊主になりやすい点を克服する事が開運の道です。また、この四柱の場合にはあれこれと手を出すよりも、才能や能力はあるのですから、自信をもって、一つの事を成し遂げようとするほうが、大成の道に繋がります。
 また、「倒食」は食神という子供を意味する星を偏印が尅するので、特に女性は子供の事で苦労することがあり、子供が不良性を示したり、中には子供ができない場合もあります。また、女性の倒食は結婚が出来ないか、婚期が大変遅れる場合があります。
 偏印や食神が行運に出て倒食性が強くなる時期が良くありません。これは四柱本体と行運(大運/流年)とで、「ダブル倒食」「トリプル倒食」となるような時期です。また、比肩星の時期も良くありません。また、財運が終って倒食解除の時期が終った直後に凶星が重なると良くありません。これは良い時期(倒食が解除されている時期)と悪い時期との落差が出て、それが倒食解除の時期の次にストンと悪い時期に落ちることになるからです。