ブログは四柱推命入門講座が続いていますが、今回はそれではありません。卜術の根拠性についてです。
占いには命術、卜術、相術などがあり、命術は四柱推命や気学、西洋占星術、算命学、紫微斗数、宿曜占星等がこれに入ります。卜術は周易、五行易(断易)、タロット、ルーン等です。卜術は右か左か、イエスかノーか二者選択の時に役立ちます。四柱推命等は二者選択をあまり得意としませんので、命術の他に少なくとも一つは卜術を身につけたら良いと言われます。
しかし、「ホントに当たってるの?」とか「信憑性はあるの?」といった質問が来ます。なんとなく直感だけに頼るような、根拠性が乏しいようなイメージがあります。
なぜ?卜術の答えは正しいと言えるのでしょうか?
卜術の世界では、問いに対して瞬時に(同時に)天から答えが出るという解釈をします。例えば、四柱推命では生年月日と生時により一生の運気が決まります。生まれたその瞬間に相対する宇宙のエネルギーがあり、○○さんという一個人に対する天の答えが出るわけです。「私は誰?」という問いかけに対する答えが生まれた瞬間(生年月日と生時)の命式に出ているのです。「問いかけに対する答えはその瞬時に示されている」のです。
それをどう読み取るのか?その読み取り方の方法手段が周易、五行易(断易)、タロット、ルーン等なのです。これらは、問いに対してイエスかノーかの答えを出しやすいように約束事を設けています。しかし、これらの答えを出す行為に猜疑心や迷い、不信等は無用です。不信を持ちながらの問いに天はワークしません。曖昧な問いには曖昧な答えが出るし、深刻な問いには真剣な答えが出ます。したがって問いは何度も行うものではなく基本的には一度きりです。
約束事は個人で決めても良いのです。コインの裏表で占うのも良し、開いた時の本のページ数で占っても答えは出るのです。