四柱推命占い クリエーション

四柱推命の教範をしている「四柱推命占い クリエーション」の中村 誠一と申します。鑑定例や占いの情報などをお伝えします。

原節子さん 昭和を代表する大女優

昭和を代表する大女優原節子さん(1920年6月17日~2015年9月5日)が満95歳で亡くなったそうです。マスメディアに伝えられたのが11月25日になったのはご本人の意思だということです。美人薄命といいますが、例外も有るのですね。代表作に『わが青春に悔なし』、『青い山脈』、『めし』、『東京物語』などがあり、資生堂のイメージガールにも起用され、彫りの深いハーフっぽいお顔が印象的でした。
日柱が丙午で明るく大らかで華やかな感じですが、神経質な面もありそうです。月柱に偏官帝旺比肩、年柱に偏財病偏財が出ています。時柱不明ですが、演じるという意味がある印星が無いので俳優としては珍しいです。類稀なる美貌に比較して、しばしば演技が未熟であるという批判にさらされることが有ったようです。もしかすると時柱に有るかもしれませんが、年、月、日は印星が有りませんので、生涯女優業を貫くことはなく満42歳で表舞台からは完全に姿を消しています。月柱偏官のため、周りからの期待に持ち上げられることが多く、家庭の経済的困窮から家族を支えようと、思い切って女学校を二年で中退し映画界に入っていることは偏官らしい行動です。印星が無い代わり年柱が偏財病偏財です。偏財は深い情的感性があるので芸術家や芸能関係の人に多く見られます。この偏財で女優をやっていたのでしょう。四柱全体が「偏」が多く、「正」が見当たらないので、考え方が非常に個性的になりやすく、家庭を意味する財星を壊す比肩星が多く、帝旺羊刃(午)が月上と日上に並ぶので、財星が有っても、これほどの美貌の人が生涯独身で居たのでしょう。
1954年に体調を崩して通院を繰り返すことになり引退をささやかれたそうですが、このときの大運は偏印墓食神で隠れ倒食、流年も偏印帝旺比肩に羊刃が付いていたので、病気っぽく、かなり体調が悪かったと想像できます。その前の年に、東宝のカメラマンをしていた実兄が本人の目の前で、撮影中に列車に跳ねられ事故死していますので、精神的ショックが大きかったかもしれません。
1963年、世話になった小津監督の葬儀に参席した後、小津監督の死に殉じるかのように引退を表明したそうです。引退理由については謎ですが、兄を失ったショック、撮影の照明で目を患った等、様々な憶測が飛びましたが、火が大過しているので目の病気にもなりやすかったのでしょう。引退するまでの大運の動きは、29歳から36歳までは俳優には欲しい印星が出ていました。37歳から引退した数え44歳の大運は仕事や行動力を意味する官星でした。引退時は行動的な偏官の最後の年であり、翌年からの大運は動きの鈍い正財に変わっています。正財は家を意味することもあるので、鎌倉の家に親戚と一緒に住むようになったのでしょう。
亡くなった時の大運は月上の官星を尅す傷官です。流年は印綬なので穏やかに亡くなったと思われますが、昨年2014年の流年は病気を意味する偏印帝旺比肩に羊刃が付いています。この年に健康状態が急激に悪化したものと思われます。ご冥福をお祈り致します。
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