四柱推命占い クリエーション

四柱推命の教範をしている「四柱推命占い クリエーション」の中村 誠一と申します。鑑定例や占いの情報などをお伝えします。

舛添都知事いまの運気は?

政治家、自称東京のトップリーダー、現東京都知事の舛添さん。最近なにかと、公用車で別荘に通っていたことや、海外宿泊時の高級ホテル使用等の経費問題で騒がれています。猪瀬直樹氏の都知事カムバック待望の噂も流れていますが、四柱推命ではどんな時期なのでしょう?

戊午は、現実的であり合理的思考、大きなことを好み、自信と知性(東大法学部卒で著書も多い)を備え、印星が火なのでマスコミ、電信の世界などでその知性を発揮しそうですが、帝旺羊刃なので、何ごとにも行き過ぎてしまうことが多いかもしれません。先祖や祖父母をあらわす年柱との間が子午の冲になっていますが、もしかすると長男でありながら跡を継いでない立場なのかもしれません。

月柱正財で年柱比肩です。財星があるため経済に対する関心は強く、株式会社舛添政治経済研究所所長、社団法人地域経済総合研究所評議員等の立場にいます。性格的には優しい面と冷たい面の両面を有し、財(家庭、妻)を尅すので、結婚生活は長続きせず二度の離婚歴があります。1996年6月に現在の妻である元秘書の女性と3度目の結婚、2児をもうけています。他に日本人女性2人との間に婚外子が3人おり、実子は計5人です。生時不明ですが、官の星が無いので、組織性、協調性は薄くなり、どうしても比肩も有る事から自己中心性が目立ち一匹狼のような行動が多いでしょう。帝旺と絶が有る事から運気も極から極に変化しやすいでしょう。納音が天上火で、火が炎上して天に上がり頂点に達する運ですが、凶星に会うと急転直下することもあります。

舛添氏のここ最近の動きは、2009年の第45回衆議院総選挙で自民党が大惨敗を喫し、麻生内閣が総辞職。その後、辞任した麻生氏に代わり谷垣氏が新総裁に就任したが、舛添氏は総裁選の直後から執行部への批判を口にするようになり、舛添氏は自身の自民党離党をちらつかせたり、大阪府知事橋下徹や宮崎県知事東国原英夫氏らとの連携を示唆するなど独断専行が目立ち、参院政審会長の立場にありながら総裁である安倍氏を公然と批判するなど、テレビカメラの前で立場をかえりみないスタンドプレーが目立つ時期でした。このときの流年は敗財で分離を意味する星となっています。その後、2010年4月に自民党を離党しています。

2014年1月、東京都知事に立候補を表明、2月当選。この時期は仕事や立場が変わる大運偏官の最後の時期です。

さて今年2016年は、大運正官死傷官の最後の年です。正官は吉星ですが十二運死の時はイジメやつま弾き、バッシングなどを受けやすい時期です。地支変通星の傷官は正官を尅すので、周りの協力や守りが無いことを暗示しています。流年は偏印病食神で上下の倒食となり、思うようにことが運びません。健康面でもすぐれない時期と言えるでしょう。たびたびの別荘通いもそのためかも知れません。来年から大運が偏印墓比肩になるので、さらに運気が下がりそうなので要注意でしょう。
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