四柱推命占い クリエーション

四柱推命の教範をしている「四柱推命占い クリエーション」の中村 誠一と申します。鑑定例や占いの情報などをお伝えします。

鑑定ミスの罪

フジテレビ系でやっている「めざましテレビ」の占いをついつい見てしまうが、悪い運気の人に「グラタンを食べれば大丈夫。」みたいな助け舟がでる。「そんなバカな。」と思いながらも、当たらなかったと苦情を言う人は、おそらくいないだろう。皆思っているわけだ。「その程度の占いだから。」と。

しかし、ある鑑定ゲストから聞いた話ですが、最近、夫を交通事故で亡くす前に、たまたま四柱推命鑑定を受けたそうです。しかし、その鑑定士は何も言ってくれなかったのです。

生年月日生時を聞いて鑑定すると、その年は反言になっています。反言は60年に一回まわってくる希な時期です。反言であっても必ずしも命に関わるような事態が起こるとは限りませんが、事故が起きた月は強い傷官が出ていました。月柱正官で財星を持たない人に強い金の傷官が出ていれば、事故で亡くなるまではわからないもでも、そうとう危険な時期であることがわかります。

四柱推命はいろいろな流派があり、行年が違ってくる流派もあります。鑑定士の鑑定レベルの差もあるでしょう。

しかし、これが医師のミスだったらどうでしょうか?癌を発見できなかったとか、適切な処置をしないで患者を死に至らしめたとか・・・。群馬医大のような大問題になるでしょう。(公立病院に多いような気がします。私立の病院であったら死活問題です。)何故そうなるか?それは命がかかっているからです。

占いをやっているとわかってくることがあります。それは、鑑定ゲストのほとんどに人は悪い事は言ってほしくないということです。皆、安心したいわけです。だから適当に言って喜ばせて返す。そうすればリピーターとなってまた来てくれる。鑑定士は商売繁盛する。それでいいはずがありません。堕落した占いです。